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心理アブスト

このブログでは、心理学系の論文を簡単にまとめて紹介してます。 寝る前、電車の中など時間のある時に、更新している趣味ブログです。

弁証法的行動療法におけるマインドフルネスと境界性パーソナリティ傾向の関連性

弁証法的行動療法におけるマインドフルネスと境界性パーソナリティ傾向の関連性
著者:斎藤 富由起 ,守谷 賢二

マインドフルネス尺度を作成するために、
境界性パーソナリティ障害の傾向を測定する尺度を2つと、
不安を測定する尺度を使って信頼性とか妥当性を調べた論文。

弁証法的行動療法を用いたわけではないようです。
また、あくまで境界性パーソナリティ障害の傾向を測定して仮定していることも考慮した方が良さそうです。

公認心理師試験で出た、
1.弁証法的行動療法
2.マインドフルネス
1と2の関連と
3.境界性パーソナリティ障害
これら3つのキーワードが
まとまってる論文だったので紹介しました。

論文はこちら

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大学生を対象とした精神的健康度調査の共通尺度化による比較検討

大学生を対象とした精神的健康度調査の共通尺度化による比較検討
著者:酒井 渉 , 野口裕之

UPIやGHQ、K10といった
精神的健康度のスクリーニング検査を
大学生に用いた場合どのくらい共通して測定できるのかなっていうのを調べた論文です。
(スクリーニング検査とは、何らかの疑いがある人をある基準で判断し、早期の対処に役立てるための検査です。)

結果として、
それぞれ同じような基準で、
精神的健康度を見極めることができる為、
用途に合わせてそれぞれの検査を使い分けることが出来るということが言えるようです。
論文はここをクリック

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青年期の親子関係と感情の制御,表出能力 : 父親と母親に対する性別の違いの分析

青年期の親子関係と感情の制御,表出能力 : 父親と母親に対する性別の違いの分析
著者:新谷 里菜,水口 崇

親への信頼が子の感情の適切な開放に関連するよ
っという論文です。
男性は母親との信頼関係
女性は父親との信頼関係が強い程
感情を無理に押させえこまず、
適切に開放する傾向にあるようです。

論文はここをクリック

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不安障害に対するエクスポージャー法と系統的脱感作法―基礎研究と臨床実践の交流再開に向けて―

不安障害に対するエクスポージャー法と系統的脱感作法―基礎研究と臨床実践の交流再開
著者:遠座 奈々子, 中島 定彦

不安障害の治療には
エクスポージャー法や系統的脱感作法が有効だよねっということが書かれています。

不安障害に限らず、
テスト前や発表会の前、
プレゼンの前など、
夜も眠れない程緊張してしまうという方は、

不安を感じる出来事よりも数日間前から
その出来事を頭の中で何度も何度もイメージすると
しないよりも不安は低減するようです。

イメージ・エクスポージャーと呼ばれてますが、
最近ではVRを使ったものも出てるみたいですね。

論文はここをクリック

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幼児期後期における絵本の読み聞かせと、言葉の育ちを形成する背景に関する研究― 保育者のコミュニケーション能力・自己統御能力に着目して ―

幼児期後期における絵本の読み聞かせと、言葉の育ちを形成する背景に関する研究― 保育者のコミュニケーション能力・自己統御能力に着目して ―
著者:柴田 長生 , 平野 知見 , 後藤 紀子 , 大森 弘子

絵本の読み聞かせが、
言語発達に良いだろうということを言ってる論文です。

今回は絵本をテーマに
言語発達について言及されていますが、
絵本の読み聞かせに限らず、
普段のコミュニケーションが
言語発達に良いとされています。

お子さんとの普段のやり取りや
会話を大切にすることが
本質的なところかと思います。

絵本はあくまで
コミュニケーションの道具として用いて
無理のない育児が子どもに良い影響を
与えると考えられます。

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本当に効果のあるセルフケアの本

セルフケアの本には、
認知行動療法の観点から作られたセルフケアのものや
自己啓発本のようなものまで
様々ありますが、
こちらの本は
音楽を聞くだけで心のモヤモヤが晴れるよ
という本になっています。

なんとも胡散臭いところはありますが、
PTSD(いわゆるトラウマ)に有効である
EMDRという心理療法などの理論を
統合した最新の心理療法を
一般の方だけでも使えるように
したものです。

本の中に、
効果についての研究がまとめられていて、
セルフケアの中では
1番使いやすく間違いがなく
効果のあるものだと思います。


本はここから買えます
 

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血液型と性格の無関連性――日本と米国の大規模社会調査を用いた実証的論拠――

血液型と性格の無関連性――日本と米国の大規模社会調査を用いた実証的論拠――
著者:縄田健悟

日常生活で話題になる
A型だから〇〇なんだね、や
O型は〇〇だから
などの、血液型による性格分類が科学的な根拠がないことを示した論文です。

これまでにも
血液型と性格は関係がないとされていました。
日本とアメリカのデータを使用して分析した
今回の結果からも
関係性が見出されなかったようです。

本当に無いの?
と疑問を持つことも大切なので
卒論のテーマにいかがでしょうか。
論文はここをクリック

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Big Five尺度短縮版の開発と信頼性と妥当性の検討

Big Five尺度短縮版の開発と信頼性と妥当性の検討
著者:並川 努, 谷 伊織, 脇田 貴文, 熊谷 龍一, 中根 愛, 野口 裕之

これまで主流だった
A型、Bタイプなどの類型論としての
パーソナリティではなく、

性格の凸凹を見ることが出来る
特性論として発展したBIG FIVE

その短縮版になります。

元の尺度は項目数が多く、
研究をする際、回答者の負担がかかるものでした。
その為、項目数を減らしても原版のように
測定できるよう開発された尺度になります。

結果、
原版と遜色のないものになった為、
研究をするときには十分に有用であると考えられます。

類型論で測定したパーソナリティはカテゴリー化している為、
分析手法が限られてきますが、
特性論は、数量として扱える為、
相関分析や重回帰分析など手法の幅が広がります。
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新しい不安尺度STAI日本版の作成 : 女性を対象とした成績

新しい不安尺度STAI日本版の作成 : 女性を対象とした成績
著者:中里 克治, 水口 公信

不安の2つの側面を測定しようとした尺度
実際に販売されてて、病院とかでもよく使われる尺度のひとつです。

その人がもともともっている
不安の感じやすさを測定する
特性不安と

その人が測定した時に感じている
不安を測定する
状態不安

その2つに分けられています。

原版と同じで
日本語版も信頼性・妥当性ともに問題ないね
ということが書かれています。

ストレスの一側面である
不安に着目した尺度です。
論文はここをクリック

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児童用情動知能尺度の開発とその信頼性・妥当性の検討

児童用情動知能尺度の開発とその信頼性・妥当性の検討
著者:皆川直凡, 片瀬力丸, 大竹恵子, 島井哲志

みんな知ってる知能指数(IQ)だけでなく、
情動知能(Emotional Intelligence:EI)っていうのもあるよっていう論文。
その児童版の尺度についてお話されてます。

適切な表現ではないと思いますが、
簡単に言うと、
知能指数が勉強で発揮される能力で、
情動知能は対人関係や日常生活の営みで発揮される能力、
なんて、とりあえず大まかに把握するといいかもしれません。

成人版もあります。
一時期「繊細さん」という名称で広がった
Highly Sensitive Person(HSP)の
一側面をより細かく知ることが出来るものかもしれないですね。
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