日本語版幸せへの恐れ尺度と日本語版幸せの壊れやすさ尺度の信頼性・妥当性の検討
2021年に発表された論文です。
著者は
生田目 光, 猪原 あゆみ, 浅野 良輔, 五十嵐 祐, 塚本 早織, 沢宮 容子
です。
幸せは悪いことを引き起こすかもしれない
だから避けるべきであるなどと
と、思う方がいるようです。
そういった心理状態を測定しようと試みた論文です。
私は初めて見た概念でとても面白かったです。
しかし、
この尺度で測定している
【幸せへの恐れ】と【幸せの壊れやすさ】の
質問内容を読んでみると、
独立した尺度なのかがとても気になりました。
また、
幸せへの恐れ
幸せの壊れやすさ
それぞれの定義もかなり似通っている、
それこそ恐れ寄りに似通っている気がします。
ひとつの尺度の因子を見るのではなく、
独立した尺度としてみるのであれば、
妥当性に疑問は見られます。
十分に検討をした上で、
卒論に生かしてください。
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