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心理アブスト

このブログでは、心理学系の論文を簡単にまとめて紹介してます。 寝る前、電車の中など時間のある時に、更新している趣味ブログです。

心理的ストレス反応尺度 (SRS-18)

新しい心理的ストレス反応尺度 (SRS-18) の開発と信頼性・妥当性の検討
という論文の紹介をします。

著者は、
鈴木 伸一, 嶋田 洋徳, 三浦 正江,
片柳 弘司, 右馬埜 力也, 坂野 雄二
です。

この論文では、
人々が口にする
いわゆるストレスを
【抑うつ・不安】
【不機嫌・怒り】
【無気力】
という3つの側面から測定が出来る尺度の開発をされています。

質問内容がシンプルで、項目数も少ない為、
研究に用いやすいものとなっています。

この論文から、
卒論で取り扱いたいストレスはどういうものなのか、
整理するといいかもしれませんね。

論文はここをクリック

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"一般他者"を想定した愛着スタイル尺度 ECR-GO

現在、
成人の愛着スタイルを質問紙で測定する際に
日本で1番信頼性・妥当性が高いと考えられる論文です。
Bowlbyが提唱した内的作業モデルを
【見捨てられ不安】と【親密性の回避】という2つにより測定しています。
また、各尺度の高低に分けることで、
愛着を4類型(安定型、とらわれ型、拒絶型、恐れ型)にすることが出来ます。

内的作業モデルとして扱うことも
類型論として扱うことも出来るのが
この尺度の特徴になります。


中尾達馬・加藤和生 2014年

"一般他者"を想定した愛着スタイル尺度の信頼性と妥当性の検討 Examining reliabilities and validities of adult attachment scales for "the generalized other"
論文はここをクリック

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