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心理アブスト

このブログでは、心理学系の論文を簡単にまとめて紹介してます。 寝る前、電車の中など時間のある時に、更新している趣味ブログです。

ソーシャル・サポートと母親の愛着スタイルが育児ストレスに与える影響

ソーシャル・サポートと母親の愛着スタイルが育児ストレスに与える影響
著者は塚本 伸一
2021年の論文です。

虐待の要因となる
育児ストレスは、
ソーシャルサポートが充実していれば
低いんじゃないかな?と考えた論文。
また、お母さん自身の愛着スタイルが、
育児ストレスに影響してることもあるよねって考えた論文。

結果として、
ソーシャルサポートが育児ストレスの低減に繋がるかどうかは、
お母さんの愛着スタイルによって違うよっていうのがわかった論文のようです。

研究の方法や使用している尺度など、
適切であったかを注意して考える必要はありますが、
シンプルでわかりやすい論文でした。
AとBがCに及ぼす影響
という卒論を書く際は、
書き方や分析方法を参考にすると良いと思います。

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日本語版幸せへの恐れ尺度と日本語版幸せの壊れやすさ尺度の信頼性・妥当性の検討

日本語版幸せへの恐れ尺度と日本語版幸せの壊れやすさ尺度の信頼性・妥当性の検討
2021年に発表された論文です。

著者は
生田目 光, 猪原 あゆみ, 浅野 良輔, 五十嵐 祐, 塚本 早織, 沢宮 容子
です。

幸せは悪いことを引き起こすかもしれない
だから避けるべきであるなどと
と、思う方がいるようです。

そういった心理状態を測定しようと試みた論文です。
私は初めて見た概念でとても面白かったです。

しかし、
この尺度で測定している
【幸せへの恐れ】と【幸せの壊れやすさ】の
質問内容を読んでみると、
独立した尺度なのかがとても気になりました。

また、
幸せへの恐れ
幸せの壊れやすさ
それぞれの定義もかなり似通っている、
それこそ恐れ寄りに似通っている気がします。

ひとつの尺度の因子を見るのではなく、
独立した尺度としてみるのであれば、
妥当性に疑問は見られます。

十分に検討をした上で、
卒論に生かしてください。


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心理的ストレス反応尺度 (SRS-18)

新しい心理的ストレス反応尺度 (SRS-18) の開発と信頼性・妥当性の検討
という論文の紹介をします。

著者は、
鈴木 伸一, 嶋田 洋徳, 三浦 正江,
片柳 弘司, 右馬埜 力也, 坂野 雄二
です。

この論文では、
人々が口にする
いわゆるストレスを
【抑うつ・不安】
【不機嫌・怒り】
【無気力】
という3つの側面から測定が出来る尺度の開発をされています。

質問内容がシンプルで、項目数も少ない為、
研究に用いやすいものとなっています。

この論文から、
卒論で取り扱いたいストレスはどういうものなのか、
整理するといいかもしれませんね。

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"一般他者"を想定した愛着スタイル尺度 ECR-GO

現在、
成人の愛着スタイルを質問紙で測定する際に
日本で1番信頼性・妥当性が高いと考えられる論文です。
Bowlbyが提唱した内的作業モデルを
【見捨てられ不安】と【親密性の回避】という2つにより測定しています。
また、各尺度の高低に分けることで、
愛着を4類型(安定型、とらわれ型、拒絶型、恐れ型)にすることが出来ます。

内的作業モデルとして扱うことも
類型論として扱うことも出来るのが
この尺度の特徴になります。


中尾達馬・加藤和生 2014年

"一般他者"を想定した愛着スタイル尺度の信頼性と妥当性の検討 Examining reliabilities and validities of adult attachment scales for "the generalized other"
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