WISC-Vの強み・弱みのプロファイルの妥当性について
The Validity of WISC-V Profiles of Strengths and Weaknesses
著者:Peter F de Jong
Journal of Psychoeducational Assessment, 07342829221150868, 2023
この論文では、オランダのWISC-Vを用いて、5つの指標得点の妥当性、特に新しく出来た流動性推理指標と視空間指標が独立しているかということの検討をしていました。
結果として、弱い相関が見られるものの、両者は独立していると考えられるようです。
今後、より分析を深め、研究を発展させていく必要はあるものの、WISC-IVで知覚推理(PRI)とされていたものが、独立した指標として解釈が出来る可能性を示唆した貴重な論文でした。
読み間違えていなければですが…
英語論文を正しく読み取れるだけの英語力を持ち合わせていないので、
誤りであった場合はご指摘いただけますと幸いです。
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