Big Five尺度短縮版の開発と信頼性と妥当性の検討
著者:並川 努, 谷 伊織, 脇田 貴文, 熊谷 龍一, 中根 愛, 野口 裕之
これまで主流だった
A型、Bタイプなどの類型論としての
パーソナリティではなく、
性格の凸凹を見ることが出来る
特性論として発展したBIG FIVE
その短縮版になります。
元の尺度は項目数が多く、
研究をする際、回答者の負担がかかるものでした。
その為、項目数を減らしても原版のように
測定できるよう開発された尺度になります。
結果、
原版と遜色のないものになった為、
研究をするときには十分に有用であると考えられます。
類型論で測定したパーソナリティはカテゴリー化している為、
分析手法が限られてきますが、
特性論は、数量として扱える為、
相関分析や重回帰分析など手法の幅が広がります。
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